飯田橋 紀の善の抹茶ババロア
2010年 08月 14日
住所は神楽坂だけれど、最寄駅は飯田橋。
休日出勤の帰り、自分へのご褒美に「紀の善」へ立ち寄りました。後述しますが、非常に食べづらい席があるので、イートインは要注意です。
↓神楽坂下で信号待ちしてたら看板発見。
ペコちゃん焼きのある不二家のお隣のビルが紀の善。
店内に入ると、なんと15人待ち!びっくりしたー。17時過ぎですよ。
ウェイティング用の席が全部埋まってて、立って待ちました。お盆休みだから?それとも週末だから?いやー、噂には聞いていたけれど、すごい繁盛店。でも回転は思ったよりも早くてよかった。10分ほど待って席へ通されました。
↓抹茶ババロア(787円)。煎茶に小さなお煎餅が2枚ついてきました。
濃い緑が鮮やかな抹茶ババロア、ぷるんぷるんです。
ババロア自体はさほど甘くはなく、抹茶味が際立ってます。生クリームは甘さひかえめ、餡子の甘さが一番しっかりしてました。バラバラに食べるよりも一緒に食べるほうが断然美味しい。餡子が全体を牽引している感じ。
ババロアのやわらかさ、とろっとした餡子の炊き加減、ふんわりホイップ。舌触りや食感も大事にされてると思います。餡子がとても美味しくて、ほかのメニューも気になりました。
塩味(サラダ味というほうが正しいかな)のお煎餅もおいしくて、口直しになりました。お茶もおかわりをいただいて、まったり・・・
といきたいところだったのですが、通された席が実はよくなかったんですよー。
1階の奥に膝くらいの高さの低~いテーブルが設置された席があって、足は伸ばせず(当然組むこともできず)、食べるときは背中を丸めて。。。いやー食べづらいったらなかった。まだ、抹茶ババロアだからよかったけれど、お雑煮とかだったら、、、食べるの危険。
この席は要改善だと思います。
抹茶ババロアの味よりも、足や背中が苦痛で気になって、美味しさも半減でした。(休日出勤が余計つかれるものに。。。)
そんなわけで早々にお店をでてしまったけれど、混んでたので早く帰らせたかったのかもしれません。
お店の外では柳の木がそよそよと風に揺れていました。
実はこのわき道を入ったところに、母方の祖母がやっていたレストランがあったのです。
戦後札幌から家族で上京して開いたので、もう60年近い昔の話ですが。
レストランというより“食堂”といった方が近い、小さなお店でしたが
値段と美味しさで、周辺の大学生がたくさん常連になってくれていたそうです。
儲け度外視だったらしく、数年で閉店したそうですが(^^;
その頃まだ小さくて路地を走り回って遊んでいた男の子が
おそらく現オーナーのお父さんだわよ~なんて
先月神楽坂を訪れた際に、母が言っていました(笑)
レストランをされていたのですか~。
このあたり散歩したいなと思いつつ、なかなかできずにいます。
そうそう大学もこのあたりは多いんですよねー。
学生でにぎわう家庭的なレストランだったのでしょうね。
儲け度外視、なかなかできませんよー。ステキです。