人気ブログランキング | 話題のタグを見る

にこちゃん(*╹▽╹*)の東京暮らしグラフィティー。坂本龍一タグを新設しました。


by pop_up_pump_up
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_1514417.jpg


昨年末から振られ続け、4度目の正直。やっと、「四川史菜 彩芳(さいほう)」でランチができましたー!

末広町の路地裏に、まるでその存在を隠すかのようにひっそり佇む四川料理のお店。いわゆる中華料理店のような仰々しさはなく、実に実直なお店です。その実直さがお店のいたるところに表れていました。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_1541038.jpg


過去に3回振られてるんですよー、ここのランチ。
12月28日には「年内のランチ営業は終了しました」の貼紙に振られ、1月8日は「本日のランチは終了しました」の貼紙に振られ、1月13日は「ランチは水曜定休日です」の貼・・・以下省略。

今日は12時12分にお店に到着。先客5名が外で並んでいたので、私も列に並びました。

↓店頭にランチメニューが出ています。3品から2品選ぶ日替り定食(800円)のみ。かわいらしいシクラメンに心も和みます。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_1581127.jpg


15分ほど外で待っていたのですが、「寒い中申し訳ありません。もう少しでお席をご用意できます。」と女性スタッフさんが優しい言葉をかけてくださいました。

清潔感溢れる店内はテーブルが10席にカウンター2席、椅子がもう1脚用意されていて定員13名。回転が遅いのは、相席にさせていないのと、作りりおきせず一人分ずつ作っているからかなと思います。(私が席についた時点で他のテーブルにお料理がでていなかったので、少々焦りましたが。。。)

↓あつあつのジャスミン茶で、凍えた身体も温まります。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_15124668.jpg


厨房では山高コック帽のシェフがお一人で鍋を振るっておられました。ホールを担当するのは女性2名。壁にはピカソの絵や水墨画、1メートル以上ある大きなフカヒレの額装。家族経営だと思うのですが、アットホームな雰囲気の中に品の良さがうかがえます。花瓶に生けてある大きな白百合も可憐でした。

↓「スープが熱くなっておりますので、気をつけてお召し上がりください」と優しい言葉が添えられて、待望のランチが運ばれてきました。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_15114665.jpg


1.麻婆豆腐(マーボドーフ)、2.洋葱牛肉(玉ネギと牛肉の炒め)、3.粉絲肉末(春雨と挽肉の煮込)の3品から1と2をチョイス。注文しやすいように番号がついてるのも親切ですよね。

↓ランチを食べに来る人はほぼ100%頼んでいると思われる麻婆豆腐。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_15151477.jpg


四川料理の第一人者・陳建民のもとで修行されたシェフが作る麻婆豆腐です。みんなこれを食べに来てるのですよねー。
ランチの麻婆豆腐は辛さを控えめにしてあるそうですが、それでもしっかり辛いです。でもただ辛いだけじゃなく、豆鼓(トーチ)や花椒(ホアジャ)が絶妙にブレンドされ、ちょっと家庭では出せない味です。ラー油もふんだんに使われてますね。お皿が真っ赤っか☆

一口食べると電光石火のごとく、舌にビリっときます。ヒリヒリというよりビリビリ。でも汗が噴出すことはなく、美味しく食べられるんですよ。
陳建民の麻婆豆腐は食べたことがないけれど、その流れを汲む麻婆豆腐がランチで食べられるなんて嬉しいなー♪

↓見た瞬間、ものすごく仕事が丁寧だなぁと食べる前からテンション上がりました。洋葱牛肉。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_1517339.jpg


「大きさをそろえて切る」という基本に忠実です。ものさしで測ってるんじゃないかって思っちゃった。オイスターソースにさまざまな調味料が合わさって、奥行きのある味わい。玉ねぎが甘く、ほどよい歯ごたえも残ってて美味しい。

お料理してる方ならわかると思うけれど、牛肉と玉ねぎを同じくらいの歯ごたえに仕上げるのってテクニック要りますよね。なおかつ素材のポテンシャルも十分に引き出してて、旨みがたっぷりです。ああ、ごはんが進む~。
油がたっぷり使われてるので、中国箸で食べるとちょっと滑りやすいんですが、でも美味しいから食べちゃうのー。

↓冬瓜の入ったかき卵スープ。とろみがついてあっつあつです。優しい味。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_1519752.jpg


↓塩抜き加減がちょうどいいところでフィックスされたザーサイ。

末広町 四川史菜 彩芳(さいほう)の麻婆豆腐_f0112873_15194117.jpg


テーブルにお膳が運ばれたときはごはんにはフタがしてあって、「少なめによそってありますので、追加が必要ならお申しつけください」とフタをあけてくださり、そのフタを持って戻られました。
ここにこのお店のサービスの真髄を見たような気がします。

界隈の他の料理店とは一線を画すものがあって、そしてそれが800円で食べられる。
お料理の技術もさることながら、このお店には小さな感動がいくつもありました。
並んでもまた足を運びたくなるお店ですね。
Commented by syo-kunin at 2010-01-17 20:06
にこちゃん、こんばんわ。。。

15分も待つなんて、よほどリベンジしたかったと・・・(笑)
身体が温まって良いですよね~!花椒でピリピリして食べたいですっ!

800円は安いかもっ!!(*゚▽゚)ノ
Commented by pop_up_pump_up at 2010-01-19 00:19
>赤飯番長さま

リベンジ!これはもうリベンジですねー(笑)
まだ気になるお店はあったんですが、この日は秋葉原の仕事が最終日だったので、最後にどうしても食べたかったのです~。
800円で味わえる上質ランチですね。
名前
URL
削除用パスワード
by pop_up_pump_up | 2010-01-15 23:17 | 末広町で | Trackback | Comments(2)