Ryuichi Sakamoto Playing the Orchestra 2013
2013年 05月 09日
初のサントリーホール!迫力の2時間!オーケストラとの共演は感動しまくりでしたー!!
Ryuichi Sakamoto Playing the Orchestra 2013
ピアノ=坂本龍一 指揮=栗田博文 オーケストラ=東京フィルハーモニー交響楽団
東京公演初日はサントリーホール(大ホール)にて。すっごく気になってたホールに教授のコンサートで入れるなんてー♪
会場内にはNHKのテレビカメラが何台か入っていて、後日放送されるとのアナウンスが開演前にありました!
特番なのかMUSIC JAPANの番組内で放映されるのかわかりませんが、今からとっても楽しみ~。
クラシック界では普通なのかもしれませんが、合間に15分休憩が入るコンサート。休憩を挟んで1部、2部という構成も新鮮でした。
ステージは中央にグランドピアノ(YAMAHA)、その奥に指揮&オーケストラが配置され、左端にチェンバロが置かれていました。
1曲目(kizuna)で教授はチェンバロを担当。教授とチェンバロという組み合わせがこれまた新鮮で、しかも生でなかなか見られるものでもなく、一気にテンションあがりました。
3曲目(Solitude)からピアノに移動してその後ずっとピアノを担当、アンコールではなんと!指揮台に立って自ら指揮を!!
指揮者である栗田氏のパフォーマンスも素晴らしかったです。
フットワークも軽くて切れのいい指揮をする方だと思いました。メリハリきいてて見ごたえたっぷり。狭い指揮台でそのうちムーンウォークでも踊りだすんじゃないかってくらい、表現豊かでした。
↓セットリストはこちら。コンサート終了後に貼り出されるのが恒例になってきました。
和風、中国風、エスニック風と様々な要素をもつ教授の曲が、ヨーロッパ生まれの楽器によってオーケストラという形で演奏されるのはとても興味深く、面白かったです。
After allはアフリカ音楽のようにも聴こえました。Ichimeiでは教授がプリペアド(内部奏法)を交えての演奏。八重の桜や戦メリで使われていたウッドブロックのピコッという音がかわいかった~。八重の桜ものすごく盛り上がりました。大迫力。
東京フィルの方たちの演奏技術も素晴らしかったのですが、気になったのがバイオリン奏者が顎に挟むときに噛ませているハンドタオル。
みなさん柄がばらばらで、しかもどう見ても演奏会用という感じに思えず・・・なんだか生活感が。。。
それから、音が出遅れるのが気になりました。トライアングル(だと思われる)のチン♪の入り方が遅かったり。。。
スコラでオーケストラ後方は音の出るタイミングが遅くなると学んだけど、ピタッと合ってないと気持ち悪いと感じるのは私の耳がテクノに慣れてしまったからなんでしょうか。些細なことなんだけど、気になりました。
↓終演後自分の席からステージを撮りました。(撮影は係員の指示に従っています。)パイプオルガンが立派!
15分休憩のとき、私の3列前に女優の鶴田真由さんが座っていらして、後ろを振り返って誰かを探している様子。そこへ現れたのは途中から入場された大貫妙子さん!!
休憩の間お二人は立ち話をされていて、なんともサプライズな休憩タイムとなりました♪(でも周りは気づいてない様子・・・意外と気づかれないものなんですねー。)
↓パイプオルガン手前に座った人たちは指揮する教授の表情もよく見えたんだろうなぁ。ステージの黒い椅子はコンミス(コンサートマスター)の席。
↓教授が弾いていたピアノ。チェンバロは休憩時間に撤収されてしまいましたー^^;
調律はUstreamライブですっかりお馴染みとなった酒井さんがやっておられました。
↓ロビーにて。more trees賛同者に大貫さんの名前。
サントリーホールはリュクス感がありますね。絨毯ふかふか。ロビーのシャンデリアもきれいだったー。
コンサートが終わったのは21時すぎ、大興奮の2時間でした!