代々木上原 東京ジャーミイのイフタール
2014年 07月 26日
異国情緒あふれまくりの建物が井の頭通りに存在するのですねー。思わずうっとり。
イスラム教徒ではないのですが、代々木上原にある回教寺院「東京ジャーミイ」へ行ってきました。
ちょっと説明すると、イスラム圏ではラマダンといわれる新月から次の新月が確認されるまでの約1か月間(今がその期間)、日の出から日没まで断食をする義務があります。
日没後にイフタールとよばれる「断食を破る食事」をいただくのですが、このイフタールがノンイスラム教徒も東京ジャーミイでいただけるということで、さっそく参加してきました。
まずは女性が先に食事をもらい、席に着きます。(女性と男性が食事するテーブルは分けられています。)大きいテーブルを囲むので当然相席なのですが、私たちの前に座ったのはマレーシアから留学してるかわいい女の子たち。(みんな顔がちっさーいの。そしてすっごくお行儀がいいの。)
イスラム教徒の女性は頭にスカーフのような布を巻いていて、お祈りしてから食事をいただくんですねー。
女の子たちにいろいろ教えてもらいました。(日本語がすごく上手、お寿司も大好きだそうです^^)
最初にデーツ(ナツメヤシ)と水をいただいてから食事をいただきます。
↓種入りデーツの甘露煮、これかなり甘いです。
トレイに盛り付けられているのは、ぶどうパン(2個)、ピラフ(Pilavピラウ)、豆のスープ、ミートボール(キョフテ)のトマト煮、ライスプリン。トルコの定番料理です。テーブルには食パンとオリーブオイルもありました。
ピラフには麦や粒の長いシェヒリエなどいろんな穀物が入っています。女の子たちがミートボールを乗せて一緒に食べていたので、私も同じように食べました~。あっさり味。
ミートボールがごろんごろん。野菜はじゃがいも、にんじん、グリーンピース、にんにくも入ってました。豆のスープもそうですが、クミンがきいててほんの少し辛さもありました。
ライスプリンはかなり甘め。中にローストしたカシューナッツやレーズンが入っていてアクセントにはなってたけど、量も多くかなり重ためのデザート。(女の子たちほとんど手を付けてなかった^^;)
練乳粥が冷めたらこうなるのかなっていう、もったりテクスチャでした。
ちなみにこれ全部無料での提供。炭水化物が多くて(しかも量も多い)完食したらもうおなかいっぱい~。
オスマン様式の美しい建築美もじっくり堪能してきました。細やかな装飾やアラベスクがいっぱい!!色合いも素敵すぎ~!
大理石がこんなんなっちゃうなんて、、、はぁぁーと、ため息の連続です。
タイルアート!
お手洗い。鏡はないけれど、壁も床も総大理石で足洗い場がありました。信者はここで手足を清めてからモスクへ入るようです。ちなみに便器はトルコ式と洋式(ウォシュレットつき)あり。
2階へあがる螺旋階段があるので昇ってみました。(こちらは男子禁制。)
ひとりぶんの幅しかない小さな階段。すれ違うのがやっとというくらい。
2階はバルコニー風になっていて、女性がお祈り中でした。
シャンデリアも美しい。
モスクの中は土足厳禁です。階段も絨毯敷き。
1階から2階を見ると、、、
中央の大きなシャンデリアも間近で見ると装飾のすごさに驚かされます。
目に入るものすべてが緻密で圧倒されました。東洋と西洋が混ざり合うってなんとも神秘的ですね。
帰るころにはとっぷり日が暮れて、ライトアップされた外観も素敵でした。
昨日はありがとうございました。
アップ早いですね。
ワタクシ的にはモスクは比較的なじんでいるつもりなので、
あまり、じっくりとは見てこなかったような感じです。
身体に優しい食事でしたね。
やはりこれぞイフタールなのでしょうね。
こちらこそコメントありがとうございます。
私は初めてだったので、写真撮りまくりでした^^;
ちなみに断食はしてなくて、朝トースト1枚、昼冷奴でイフタールに参加しました~。
ボリュームはあるけど、あっさりした食事でしたね。