荒井商店
2008年 03月 04日
1年ぶりにペルー料理のお店「荒井商店」へ行ってきました。
注文したのは「揚げたてカリッカリサワラのグリーンピース煮込み添え」(890円)。名前が長いので注文してすぐメモしました(笑)。
↓最初に出てきたサラダ。
さっぱりした玉ねぎベースのドレッシングに、アクセントとしてクリームチーズが添えられています。(このサラダは前回のランチで食べたものと同じかも)
↓揚げたてカリッカリサワラのグリーンピース煮込み添え。
コロコロしたグリーンピースを想像していたら、違いました。程よく煮崩れて、スープのような、ソースのような。。。
サワラはカリッカリ。下味がついてるのでそのままでも美味しいです。反対にグリーンピースの煮込みは味がはっきりしておらず、ややぼやけた印象。これは豆の味を生かすためなのかと思ったんだけれど、一緒に出された唐辛子ソースをスプーンに1杯ほど足したら、一気に味が変わりました!
これは計算されたもの!?辛いんだけど味に奥行きがでます。スプーン3杯くらい入れても、美味しくいただけました。最後のほうはもうお皿の上で全部混ぜて、カレーのようにして食べてしまいました(笑)。インディカ米がこれまたよく合うんです。
食べ終わってから気がついたことが!
サワラもグリーンピースも春が旬の素材。意外なところでペルー料理が「春」を告げてくれました。
ペルー料理と言われて思い出せる料理がないのですが、野生のじゃが芋に土を水で溶いたソースをつけて、現地の方が食べていました。野生のじゃが芋は毒性が強く、土ソースに含まれる成分がそれを中和させるのだそうです。
さすがにこれがメニューにあっても、食べるのには勇気いりますねw
私なんて思い出すも何も、ペルー料理と聞いてもまったく想像すらできませんでした。
それでいて身近にあるじゃがいもやとうもろこし、トマト、唐辛子は実はペルーが原産。遠いようで実は親しみやすい料理なのかもしれません。(じゃがいもには「インカのめざめ」という品種もありますし。。)
ちなみにこのお店のシェフはフレンチの「オテル・ドゥ・ミクニ」で修行された方なので、お料理はとても美味しいです。