かんだやぶそば
2008年 09月 17日
神田は老舗が多いですね。創業明治13年、藪蕎麦御三家のひとつである「かんだやぶそば」でランチしてきました。
神田界隈でもこの辺りは空襲で焼けなかった場所なんだそうです。甘味処の「竹むら」、そば処の「神田まつや」、あんこう料理の「いせ源」など、歴史を感じさせるたたずまいを見てまわるだけでも楽しいですよね。なんだか別世界へ来てしまったような。。。ガラガラと開ける引き戸の向こうを想像するだけで期待が高まったりして。竹むらの軒下にゆれる「氷しるこ」と書かれたのれんがとても気になってしまいました。
さてさてかんだやぶそばです。緑溢れる石畳を歩いて店内へ。
季節物の「冷やし茄子そば」をいただきました。
薄緑がかった細くてコシのあるお蕎麦に、だしをたっぷり含んだやわらかい茄子。そして緑濃いオクラ。薬味はみょうがと極細の切りイカ、おろし生姜でした。すだちをぎゅっと絞って、ずるずるっと。
お蕎麦美味しいですねー。品があって、喉越しもよくて。
量が気持ち少なめなので、せいろを1枚追加することに。(せいろの写真は撮り忘れました^^;)
つゆが辛口できりっとしてて、お蕎麦とよく合うんです。最後はそば湯をたっぷりいただきました。
店員さんが厨房へオーダーを告げる声が、まるで和歌を詠むようでとても風流なんです。
比較的空いていてゆったりと食事ができるのもよかったです。お座敷もありました。(お庭には待合室も!)
今日は職場の方にご馳走になってしまいました。