極めて優秀、極めてストイック、これほどまでにーー!
というのが、私の初利用の感想です。「
丸の内タニタ食堂」へ行ってきました。
あ、ストイックっていってもいい意味の、ですよー。もちろん^^
ぜんぜん苦ではなく、むしろ大いに楽しんできました。
↓マナーのいいお客さんばかりのようで、トラブルや混雑もなく落ち着いてます。(椅子に座っているのはカウンセリング待ちの方々。後ろのブースで健康相談もやっています。)店頭ではお弁当やオリジナルのご飯茶碗も販売されていました。
12時にお店に到着して12時半の整理券をゲット。
時間まで国際ビルの地下レストラン街を散策。飲食店がたくさん入ってて、あっというまに時間が来てしまいました。
10分前に戻って入店待ちの列に並び、入り口にいるコンシェルジュが順番に店内に誘導してくださるので、それまでの間モニターで本日の定食をチェック♪定食は日替りと週替わりの2種類。
↓店内に入ったら、まずは食券購入。(「他のお客様の迷惑にならないように・・・」ということで撮影許可いただきました。)
日替り(鶏肉のしそ焼き定食800円)と週替わり(チキンのジェノバクリーム定食900円)から日替りを選びました。
セルフサービスなので、食券を買ったら配膳カウンターへ進み、自分でごはんを盛り付け、副菜、汁物、主菜(食券と引き換え)を受け取ってテーブルへ。
カウンターにもコンシェルジュ(ナビゲーターとでもいうべきかな。。。ここで給茶のお世話していただきました。)がいらっしゃるので、初めての利用でも戸惑うことなく席につけました。
さ~ぁ、実食です~~♪器もステキ☆
と、その前にこちら。各席に置かれているキッチンスケールとキッチンタイマー。
タニタ食堂では1定食のごはん量を100g、食事時間20分以上を推奨していて、それを量る(計る)ためのツール。考えてみれば、タニタって「はかり」屋さんですもんね。自社製品を取り入れた上手いアイディアだなぁと思いました。
ちなみにご飯茶碗には、盛り付けるときの目安に内側に線が引かれてて、上の線が150g(240kcal)、下の線が100g(160kcal)だそうです。私はスケールで量らなかったけど、下の線を意識して盛りました。ちょっとはみだしてますが。。。(笑)
↓鶏肉のしそ焼き。メインの脇には即席漬けの柚子大根とプチトマト。(鶏肉に皮はついていません。)
↓銀杏とたけのこの煮物。人参といんげんが入って彩り豊か。少し厚揚げも入っていました。
↓ごまよごし。もやしときゅうりの和え物です。ごまたっぷり♪
↓つみれ汁。大きなつみれが1個ゴロンと。吸い口は葱と大根。
以上520kcal。すごいですよねー、これだけ揃って520って!
一見どこにでもありそうなおかずばかりですが、食べてみて大きな特徴があることに気付きました。
まず塩分量!
この定食の塩分量は3.5gと書かれていました。1日10グラム摂取を推奨しているタニタ食堂はその3分の1にあたる量を定食に使っているとのことですが、3.5gというのはかなり薄味です。特に薄いと感じたのが煮物と汁物。
私もお料理するときは調味料はあまり使わない薄味派なんですが、出汁は結構使ってる。。。でも出汁って塩分が思いのほか含まれてるんですよね^^;
煮物と汁物が薄く感じたのは、出汁の塩分量の違いからくるものだろうと思いました。これは気をつけなくちゃ。
それと固さ!
たけのこはもちろんだけど、人参もかなり固めの調理。鶏肉もジューシーではあるものの、固めです。お箸が刺さらなくて、捌くのに苦戦しました。
でもこれは、あえて固めに作ってある気がします。固いとよく噛まなくちゃいけないし、そうすると必然的に時間もかかる。
「ゆっくりよく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて満足感が得られる」ってどこかに書いてあったけど、それを実践するための固い調理だと思います。
実際食べてみて、薄味は舌がすぐに慣れたのか途中から気にならなくなり、食べ終わった後は物足りなさは感じず、むしろ食べたー!という満足感のほうが強かったです。それでいて520kcal・・・よく考えられてますよ。ほんと。
ちなみにフォークやスプーンなどはなく、卓上用の塩やしょう油なども一切置いてありません。
23分かけてごちそうさま~。特にゆっくり食べることを意識したわけでもなく、いつもどおり食べてこの時間でした。
振り返ってみると、炭水化物はご飯以外に見当たらないし、油もほとんど使われていません。ごまや柚子で香りをきかせたり、銀杏で目を楽しませてくれたり、工夫もいっぱい。
いままで色々な社員食堂を利用させてもらったけれど、ここまで考えられた社食はちょっと思い浮かびません。
いいなー、毎日こんなお昼ご飯を格安で食べられるなんて。
タニタといつかお仕事のご縁がありますように・・・。
帰るときの下げ膳もセルフです^^